尻もち、衝撃の事件簿


どうも三好クローバー接骨院です。

この前、ファミレスに行ったら、あまりに忙しい様子でした。

で、店員さんも急いで『何名様ですか?』って対応しようとしたまさにその時・・・。

『瞬間移動か!?』

と思うくらい視界から店員さんが消えました。

そうです、転倒による尻もちですね(笑)

経験者はわかりますが、激痛ですよね・・・。

何はともあれ、消えてなくてよかった(笑)

というわけで今日はそんなお話です。

どんな話やねんってツッコミを受けそうですが、温かい目で読んでください(笑)

尻もちのあと、腰やお尻が痛くなるのは必然ですよね。

問題なのはその衝撃です。

机で打った、タンスの角でぶつけた、ボールが当たった、なんて打撲をすると痛くてそこが腫れあがりますよね。

そういった衝撃エネルギーは体の中に入ってきます。
その結果、筋肉などの組織が壊れて腫れるのです。

さらにその衝撃エネルギーは関節や体の軸そのものにも影響を強く与えます。

『骨盤がずれている』『関節がずれている』

といった言葉を聞いたことがありませんか?

体に入る衝撃エネルギーは、打撲した場所に留まらずに、関節にも悪影響を及ぼします。

前述した尻もちを例に挙げれば・・・

転倒によって骨盤に直接的な衝撃エネルギーが働き、その衝撃がわずかに動く骨盤に応力が加わることで、
本来できるはずのスムーズな骨盤の動きを阻害させてしまうのです。

ほかにも、『交通事故、階段を降りるとき、スポーツ全般(特に蹴る動作のサッカーや空手)、ヒールや
履物の特徴、過荷重な歩き方、座り方(ドンっと座る)』

などが要因として考えられます。

また衝撃エネルギーは熱に転換され、炎症を生み出してしまいます。

こういったいろんな衝撃エネルギーが入った場合、痛み自体は炎症なので氷でのアイシングで落ち着きます。

しかし、問題は体に内包している(たまった)衝撃エネルギーを取り除くことです。

これが残ったままだと、痛みが引いても後々違う症状として出てきます。当然、内科系にも影響出ます。

取り除くのに必要になるのが『歩行』です。

生理的な直立二足歩行ができれば、加えられた衝撃エネルギーを吸収し、修復されていきます。
詳しいメカニズムはおいておきますが、とにかく歩く、これが大切なんです。

柔道整復師・CSCS 西村 裕樹