どうも三好クローバー接骨院です。
しびれや痛みがある時というのは、キレイにきちんと歩けない体になっているということです。
どういう事かというと・・・。
足がまっすぐ出ない、つま先が外に開く、背中が丸まっている、足がつりやすい、体が疲れやすい、
むくみがすごい、背骨が曲がっている、など実に様々なことがあるわけです。
こういう体の状態だからキレイに歩けない、キレイに歩けないからバランスが崩れてしまう、バランスが崩れているから体に痛みが出たり不調が出る、痛みや不調があるから歩けない・歩きたくない、という無限のループが出てきます。これが悪循環です。
悪循環を少しでも脱出することが、まずは大切になります。
そのためには、体に体重をかけて体を整えて、キレイに歩ける体を作ることです。
ここで少し話は変わりますが、猿回しの猿、いるじゃないですか!?
あのお猿さん達って何であんなに言うことを聞くんでしょうか?
私はこれが昔から疑問だったのですが、調べてみるとおもしろいことが分かってきました。
基本的に猿は人のようにしっかり腰が反れていません。
猿回しの猿が芸を覚えるために最初に何をするかといえば・・・。
立たせて歩かせることです。
そうするとどうなるでしょう?
何と腰が反れて来るんですよ!! これはレントゲンでも確認できます。
そうなるとどうなるでしょう?
何と急に物覚えが良くなり従順になって、芸の上達がここから飛躍的に伸びていきます。
ということは腰が反れているということが、精神面でも脳の発達にも体の安定にも必須ということです。
皆さんはちゃんと腰が反れていますか?
そのことが疲れやすさや体の不調、心の安定、脳の発達に密接に関係しているんですよ!!
そして腰が反れるためには、猿回しでもわかるように、立って歩くことなんです。
これが体を重力に適応させるのに1番大切なことなんですよ!!
だから私は毎日45~60分ほど歩いているんです。
歩くことがすごく大切だと頭でもわかったし、体でも身に染みているからです。
ただ普段から少しでも歩くかどうかは自分次第です。
やはり人って何か症状や事が起きないと行動できないと思うんですよ。私も同じです。
だって何にもないのに将来困るからって言われても難しいかと。
けど痛みとか症状が実際に出たら嫌だし、慌てちゃう。
けど何もないのにっていうループがずっと出てきてしまうので難しいですよね。予防って。
まぁ何にせよ、人は重力に適応できないと生きていけないわけだから、歩いておいて損はないです。
というわけで皆さん歩きましょうね。
柔道整復師・CSCS 西村 裕樹
どうも三好クローバー接骨院です。
前回はゴムバンドを使って引っ張りでも圧迫が起きる事を説明しました。
それがこの写真です。引っ張ってみます。
そうするとどうなるでしょうか?
その結果がこれです。
ぎゅ~っと引っ張ったゴムバンドは広範囲で引き延ばされているのが一目瞭然です。
それに伴い、中央へ圧迫がされるようになっているのが確認されます。
神経の圧迫の原因は、関節などが緩むこと(写真の手の部分)によって神経が引っ張られて牽引されて、神経が全体的に中央へ圧迫されることですから、その原因を取り除かなければ当然、圧迫は良くなりません。
これでは良くなるどころか症状は悪化する可能性もあります。
ただ、骨盤の捻挫のタイプによっては、適応するものも存在するので、腰を牽引して良くなった人というのが存在するのだと思います。
なので、しっかりと骨盤の捻挫のタイプを把握するすることが、かなり重要になりますよね。
そもそも人は重力の下で成長してきました。重力は積み重なる力、重なり合う力です。
重力による影響を牽引によって一時的に引き伸ばして圧迫を取り除こうとしても、重力に適応する為の方法を体に取り入れなくては根本的な解決にはなりません。
重力に適応すること(対応、抵抗すること)でしか人は生きていけないのです。
だって重力があって普通という状況で生まれ、育っているんだから。
だから牽引が良いとか悪いとかではなくて、しびれや痛みがある時に必要な事は、
体を重力に適応させるようにしていくことではないでしょうか。
その為にどうしたらいいのか?
いつも言うように体に荷重がかかることです。簡単に言えば歩くということです。
しびれや痛みがある時というのは、キレイにきちんと歩けない体になっているということです。
どういう事かというと・・・。どういうことでしょう?ではまた次回~。
柔道整復師・CSCS 西村 裕樹