どうも三好クローバー接骨院です。
前回は私の雨男ぶり・・・じゃなくって気圧っていう空気を押す力が体に影響があるんですよって話をしました。
気圧っていうものは1㎠に1キロの重さがあり、非常に重く密度があります。
10㎠で10×10で100キロもの重量が加わっている計算になります。
うぉっ、すごいですね!!
いわゆる低気圧ではこの押す力が非常に弱くなり、内部との圧力差で体が膨張していきます。
(なお地表からの高さや空気の変動によって数式は変わってきます。おおよそこれ程の圧力が体にはかかっていることをご理解頂ければと思います。)
ところで富士山にポテチを持っていくとポテチの袋がパンパンになるの知ってます?
あれも同じ現象が起きていて、気圧が低くなってしまった為に、ポテチがパンパンになるのです。
そうやって考えると、皮膚も筋肉も骨も血管も神経も内臓も全てが膨張して引き延ばされていることになります。
もっと言えば細胞1個1個がポテチの袋のようにパンパンになっているということです。
そういうように体が引き延ばされているから、関節が痛かったり、昔の古傷が痛かったり、頭痛やむくみなどといった様々な症状の引き金となっているのです。
ちなみにある大型の台風が上陸したときの中心気圧はどんなものかといいますと・・・。
その時の中心気圧は950hPa!!!
標準気圧が1013hPaですからその差は何と63hPa。
大気圧が1013から950へ下がった場合、10㎠あたりでは93.7キロの重さになります。
つまり台風が近づいて気圧が下がることで6.3キロもの圧力が失われたということです。
えっこんなに!?マジですか・・・びっくりです、実感ないけど(笑)
体の膨張は様々な条件下でも発生する要素であり、その中でも気圧変動は常に生活の中に付きまといます。
だからいつもいうように荷重をかけていかないと不調になってしまうのですね。
詳しくは書きませんが、気圧のほかにも姿勢の影響は大きく、体操すわり、長座、座椅子が多い、あぐら、横すわり、椅子に座っても背もたれ倒して足を投げ出す、足を組むなどの姿勢が多くなれば荷重が加わらないために、低気圧と同じような状態となっていきます。
体がポテチパンパンの状態ということです。
これに低気圧の状態が加わればどうなるのかお分かりですよね?
それくらい荷重が加わらないことって怖いことなんですよ。
だってポテチの袋や風船みたいにどんどん膨張していくんですよ、細胞1個1個が。
だから体の症状はここから出発して、いろんな事に派生していくんです。
何にせよ荷重を加えることがすっごい大切ということです。
じゃ~どうするのか?
晴れた日はたくさん歩くのがいいですが、雨の日は歩くの難しいですよね?
そんな日は三好クローバーで酸素カプセルを入りに来てください!!
って結局、宣伝かいっ!!(笑)
酸素カプセルは何で良いかというと、空気の圧力をぎゅ~っとかけることができるからなんです。
というわけで、雨でも良いという方、雨男の私と野球見に行きましょう(笑)
柔道整復師・CSCS 西村 裕樹