どうも、三好クローバー接骨院です。
最近では、どこのスパ施設でもサウナを見かけるようになりました。
サウナに入って・・・・・・汗をダラダラかいて・・・・・時計とにらめっこ。
あと1分・・・・・・もう1分・・・・・・・・。あいつよりも少しでも長く・・・・・・・・。
バタッ・・・・。ピーポーピーポー・・・・・。
・・・・・と年間に何人かの方々が救急車で運ばれて行きます。
こう考えるとサウナって、無理しても入るものなんでしょうか?
答えは・・・・・・NOではないかと考えています。
汗をかくのは確かにいいこと!!
でも、機械的に汗をかくことが良いとは誰も言っていません。
人の平熱は36℃近傍です。
低いほうにはキャパがありますが、高いほうには1℃上がるだけでも体はだるくなり、2℃上がれば会社を休み、3℃、4℃上がれば生死を問われます。
何度も言いますが、人の体はタンパク質でできています。
40℃の熱で形を変えて、死んでいきます。
人の体は加熱しすぎると、あまり良くないのではと考えています。
よくカイロなどの加熱実験で血管を顕微鏡で大きく映し出し、加熱後に旺盛に血液が流れるシーンをよく見かけると思います。
確かに見た目には、血管を流れる血液が旺盛になったように見えます。
がっ!!!
実際には不必要に入力された熱を、慌てて体外に捨てている姿なわけです。
熱を体外に捨てることに全力を注いでいます。
ですから、しばらくするとだるさが残り、かえって疲労してしまいます。
で、サウナでは限界に達すると外へ出て外気に当たってみたり、水風呂にドボンっと入るわけです。
それで体熱を下げて調整しているんですね。
そしてまたサウナに・・・。
要するに、自分でピンチの状態を作り出し、そしてピンチの状態を切り抜けるという訳のわからない行為を好んでやっています。
元プロ野球選手の〇〇選手が、高校生の時にわざとフォアボールで満塁にして、そこから三者三振に仕留めると同じことですよね(笑)
サウナの歴史を紐解くと、フィンランドの寒い国で必要に応じて出来た歴史があり、日本の風土とはまた違っているのです。
間違っても過剰に利用して良いものではありませんよね。
適度に使っていきましょう!!
柔道整復師・CSCS 西村 裕樹