氷ってすごいんですよ!!


どうも三好クローバー接骨院です。

さて、ここにいったん入ると、お金を使わずに出るのは難しい。

様々なしかけが施されており、お目当てのものだけを手に入れても最大の難関に到着すれば、季節に応じてトラップが仕掛けられている。

1度目にしたものは手を伸ばそうとしたくなる魔法がかかっているに違いない。

『すいませ~ん、〇〇チキ1つ』

『あとこれも一緒にお願いします』

といつのまにか声を出している自分がいる。

もうおわかりですね、コンビニです(笑)

コンビニって便利ですよね。だってコンビニだもの(笑)

便利であるがゆえに、気軽に使えるもんだから、どんどんお金を消費してしまいます(笑)

私、アマゾンで本とかプロテインとかサプリとか色んなもの買ってコンビニ受け取りにしているので本当に助かっています。

週に1度はコンビニで受け取っているので、行きつけのコンビニではきっと『あだ名は、アマゾン』だと推測しています(笑)
もっとセンスの良いあだ名がありましたら、お伝えください(笑)

大体、同じ時間帯に取りに行くので、店員さんも大体、いつも同じ。

なので『またアマゾン、来たっ』って思われている事でしょう(笑)

というわけで今回は、冷却、の話です。なんでやねんって突っ込みを受けそうですが、温かい目で読んでください(笑)

さて、なぜ人は睡眠が必要なのか?

それは体を休めるためと頭、特に脳を冷やすためだと考えています。

なのでうまく寝られないと、体が休まらないし、頭も熱がたまってスッキリしません。
パソコンも使いすぎて熱が溜まれば、フリーズします。人も同じです。

なのでそのために必要なことが、睡眠時間、いつ寝るのか、頭部の氷での局所冷却ではないかなと。

睡眠時間は6~8時間くらい。

いつ寝るのか、成長ホルモンなどの活性を考えれば21時と24時くらいからピークが始まってくる。
それを考えると、21時、22時、遅くとも23時には寝たいところ。

しかし、この現代社会の状況を考えるとなかなか難しい。
そこで大切になるのが、氷での局所冷却です。

脳はストレスを受けると、それを生化学反応や熱に変換して処理する仕組みになっています。
そのために、脳の処理能力不足、調節不全があるとどうなるか。

ストレス障害や自律神経障害を起こしやすくなります。

脳の物性、つまり脳は何でできているのかというと、リポタンパク(脂質性タンパク)と水が主成分です。

タンパク質、油、水でできているということです。

過度のストレス、睡眠不足、歩き(運動)不足、栄養(質的に)不足があると、脳に熱がたまります。

そういうのをうつ熱といいます。

ここで大切なことは、タンパク質、油、水は熱に弱いということです。

そうすることで、脳細胞の破壊、ホルモン分泌がうまくできない、活性酸素(フリーラジカル)の活性化、化学物質による浸食(中毒)が起こりやすくなります。

ではどうしたらいいでしょう?

そこで大切になるのが、氷での局所冷却なんです。

熱がたまっているんだから、それをとる。単純明快でスッキリする解答です。
熱がたまらないようにするシステムも大切なので、それを作ることも大切です。
その1つが歩行です。

まずは氷での局所冷却の効果についてみていきましょう。

① 生化学反応、物理的反応による破壊の抑制

② 神経伝達物質の分泌、生理活性物質の調整作用

エピネフリン、セロトニン、副腎皮質刺激ホルモン、エンドルフィン、

成長ホルモン、ドーパミン、性ホルモンなどなど。

③ 疼痛の緩和

④ フリーラジカルによる損傷の防止

⑤ 関節可動域の早期回復

⑥ 炎症、病変の生化学反応の抑制

⑦ 血圧のコントロール、不眠、心身の疲れ

このように正常に戻るきっかけを作る、病変の進行を遅くするといった効果があります。

冷えれば何で冷やしてもいいんでしょ?

これはよく聞かれる質問ですが、氷が1番効果が高いんです。

では何故なのか、少し見ていきましょう。

①まずは、みなさんおなじみのシップ。

正式には経皮消炎鎮痛剤といい、シップに鎮痛剤や痛み止めが塗ってあって、これが皮膚から入ることで痛みを感じにくくなります。

このようにシップは熱を奪うものではないので、逆に患部に熱がたまってきてしまいます。
これもうつ熱といいます。シップをとった時の熱い感じがそれです。

②次に便利なアイスノン、保冷剤。

これは高容量蓄積体といって、エネルギーをとても多く持っています。めっちゃ、いいじゃんって思いますが、0℃以下であるために熱を奪う移動スピードが非常に速いので、凍傷を起こしてしまいます。これもなかなか扱いが相当に難しいと思います。

③次はプシューッと吹きかける冷却スプレーです。

これは野球やスポーツ現場ではおなじみのもので、ボールが当たった時などに使われます。
ただ、冷却スプレーは、気体であり密度がないために熱を奪えません。
スプレーをした瞬間だけ冷えた感覚になるだけなのです。

④続きまして熱さまシートです。

小さい子どもを持つ親御さんは1度は見たことがあるのではないでしょうか?
このシートはシートからの水分の気化熱で熱を下げようとするものです。

冷却シートで1時間に奪える熱量は約1134キロカロリー。

これを氷に当てはめるとキューブアイス1個分にしかなりません。
ちなみに製氷皿1枚分の氷では約12400キロカロリーなので、同じ時間で約10倍もの熱を奪うことができます。

このように氷以外の代表的なものには、これらの特徴があり、冷却にはあまり向いていません。

で、氷はというと、溶けだした氷はずっと0℃なので、凍傷の危険は少なくなります。

前述したように熱を奪う力はかなりあることに加え、氷も元々水から出来ています。
熱を奪う際には熱の伝導率が違うものを使うと、急激な気圧差が生まれ、その圧力で患部を危険にさらしてしまいます。

人の主成分も水です。よって水に対しては水が安全だと言えます。なので氷が良いんです。

というよりも、単に冷えればいいわけではなく、0℃の氷を使うことが1番安全で効果があるのです。

そこで体のどこを冷やしていくと脳の冷却効果があるかというと・・・。

それは首の付け根のところです。

何でかというと首には頭に流れていく血管が特に静脈がめちゃめちゃ多いからなんです。

血管って何をしているのかというと、栄養を運ぶ役割と熱を奪う作用があります。

そうすると、首のあたりを氷で冷却すると冷たい血液が頭まで行って、それで脳や頭部の熱がとれる仕組みがあります。

ただ、ここで1番に気を付けて頂きたいことが、体をしっかり保温するということです。

皆さん、体を冷やすことに相当に抵抗があると思いますが、確かに体全体が冷えるのはよくありません。

なので冷やしたい所だけ冷やすというのが大切で、その為にこの時期であれば服をしっかり着込むとか
暖房をつけるなど体の保温をしたうえで冷やさなくてはいけません。

だから氷での局所冷却なんです。

部分を冷やす、と、体が冷える、を勘違いすると大変なことになります。
皆さんが冷やすのに抵抗がある理由は、ここをごちゃまぜにしているからなんです。

というわけで、氷での局所冷却は色んな事に対して有効になるかと思います。

なので、早めに寝ることができない方、ストレスが多い方、睡眠時間が少ない方、不妊で悩んでいる方、
痛みでお困りの方などは特に必要かと思うので、1度やってみるといいかと思います。

では、やるにあたって大切なことをまとめておきます。

① まず、氷のう(薬局とかスポーツ店で1000円~2000円もあれば買えると思います)か袋を用意します。

② そこに氷を入れて、必ず水も入れて溶け出した氷にします。

③ あったかい恰好をするか、暖房をしっかりつけて体が冷えないようにすること。

④ そして、首の付け根に氷のうを当てておく。

⑤ 冷やす時間は、氷が溶けるまで冷やしていただいて大丈夫です。

基本的には1日に何回冷やしても大丈夫かと思います。

寝る前にテレビでも見ながら冷やしたり、少しずつ頑張ってみてください!!

柔道整復師・CSCS 西村 裕樹

こうのとり.鍼灸院 妊トレ無料体験