ストレッチボードのすごさ知って下さい!!


どうも!

突然ですが、人生には3つの坂があるそうです。それは『上り坂、下り坂、まさか』。

さて、私がよく歩きに行く公園があるのですが、そこには池があります。
何気なく池のほうを見て歩いていると鯉がたくさん泳いでいました。

いっぱいいるんだなぁと思っていたその瞬間『まさか・・・』。

そう、そのまさか2度見したその先には何と、私が小学生の時に流行っていた『人面魚』がいました(笑)

しかも今、確認が取れているのは2匹(笑)

これ本当なんですよ!! しかし私、この平成が終わろうとしているこの時代にガラケーなもんですから(笑)

写真撮ったのに画像が荒く、悪いのなんのって(笑) 証拠なくてすんません。いつかスマホにした際には・・・。

1度『人面魚 画像』でググってみてください。タネを明かすと鯉の頭の影が顔に見えるってだけなんですが・・・

けど人の顔に見えるんですよ(笑) 発見した時には懐かしさのあまりテンション上がっちゃいましたもん!!

皆さんもぜひ、人面魚探しの旅に出かけられてはどうでしょうか?
人面魚探しで歩いてもらえると嬉しいなぁ~。

というわけで今回は坂についてのお話です。いつもながらつながりが無理やりですが、温かい目で読んでください(笑)

さて、当院には様々な最先端医療機器があります。
高気圧酸素カプセル、遠赤外線サンビーマー、メドマー、ローラーなどなど・・・。

その中であまり目立たずにがんばっているものがあります。

それはストレッチボードです。

巷にもたくさん出回っているストレッチボードですが、一般的には『ふくらはぎのストレッチ』として認知されてます。

当院ではその意味でも使っていますし、他にも重要な意味があり使っております。

まず考えてほしいのは、同じ高さで乗っているのに痛い人と痛くない人がいる事です。

『そりゃ~、筋肉が硬いからだよ、先生』

ではなぜ硬くなるの?

『えっ?それは・・・』

硬くなる原因というのはいくつか理由はありますが、まず考えるべきは骨盤の方向性です。

骨盤の関節は実は回転します。

『えっ?何言ってんの、先生』

本当なんです。

前にもお伝えしたように、骨盤の関節はこんな感じでネジのような構造になっています。

前に回転すると緩み、後ろへ回転すると締まる仕組みになっています。

これが両方きれいにできて正常なんです。
障害するというのは緩みっぱなし、締まりっぱなしの状態になっている事を言います。

どちらかに回転しっぱなしの状態では、そこについている筋肉が引っ張られてしまいます。

図をみてわかるように、緩みすぎると太ももの後ろやふくらはぎの筋肉が。
締まりすぎると太ももの前の筋肉が、常に引っ張られた状態になるので、突っ張り感や痛み、足がつる、肉離れを起こしやすくなります。
足がつるについてはまた別の機会にでも詳しく書こうかなと思ってたりします。

つまり『硬い』の正体の1つはこれが関係していると考えています。

硬いというと縮んでいる事だけ思い浮かんでしまいますが、膨張して伸びすぎててそれ以上伸びないという事もあるという事です。ここすごい大切です。(膨張にも種類があるので、それはまたの機会に)

骨盤環が正常な人は引っ張られていないので、乗っても大丈夫。

骨盤環が障害している人は引っ張られているので、乗ったら更に引っ張られる。

だから痛い。

で、ストレッチボードに乗っているとその回転が正常に近づいていきます。

まさに最先端治療器!!

しかも安価ですし、医療費削減にも貢献している三好クローバー接骨院、まさにエコです(笑)

高い医療器具だけがすべてではないということです。値段じゃなく、何がしたいかが大切なんです。

ではなぜストレッチボードに乗ると正常になっていくのでしょうか?

体を前傾、前屈すると骨盤はバランスをとるために、後ろへ回転します。

反対に体を後傾、後屈すると骨盤はバランスをとるために前に回転するようにできています。

この作用のおかげで、みなさんコケることがないのです。

想像してみてください・・・。
この作用がなければ、町中でみんながコケまくり(笑) コケて、コケて(笑)

まさに吉本新喜劇状態です(笑) 吉本の人は腰が悪いのかな~なんて(笑)

皆さんが吉本新喜劇にならないように、私はバランス作用を生かすように考えました(笑)

こっち向きで乗ると、地面で前傾姿勢をとっているのと同じになります。

そうすると骨盤はどうなります?

そう、後ろに回転して締まる作用になるんですよ!! すごくない、これって!!

ちなみにこれは上り坂を登っているのと同じことなんですよ。

だから上り坂は緩みにはすっごい効果的なんです。

逆に反対に乗ると・・・。

そう、前に回転して緩みます。かなり乗りづらいですけど(笑)

これは下り坂を降りているのと同じで、締まって壊れているのには有効になります。

が、しかし、注意が必要なのは下り坂というのは衝撃が大きいので、勢いよく歩かないように気を付けましょう。
ちなみに下りの階段も気を付けたほうがいいですよ。
なるべく上りは階段で、下りはエレベーターやエスカレーターを使いましょう!!

あとこの姿勢は、車の運転や猫背、ソファーに深々背もたれ使って座る、などとも同じなんです。
このことも1度、ご自身で考えてみましょう。
ちなみに骨盤環だけではなく、中の臓器も姿勢によって前後左右に動くので、姿勢によって色んな影響を
及ぼすということです。
例えば、後ろに傾いて座ることが多い人は、心臓の前壁がやられやすくなります。

実家の前が坂道なのですが、皆さんの体のために、日夜上がったり下がったりを繰り返す日々。
どちらを多くするとどうなのか、下りを勢いよくするとどうなるのか・・・など自分自身で人体実験をしっかりやってきて確証を得て今に至るのですが、たまたま近くを通ったパトカーに一度職務質問されました(笑)

何と答えていいか困った苦い経験が今となってはいい思い出です(笑)

そんないろんな思い出が詰まったストレッチボード。

というわけで、最先端機器のある、こうのとり.鍼灸院、どうぞよろしく(笑)

柔道整復師・CSCS 西村 裕樹