どうも、三好クローバー接骨院の西村です。
早いもので私がみよし市に来て、5ヶ月が経とうとしています。
そんな中、たくさんの患者さんとお話をさせていただいて、皆さんが口を揃えて言うことがあります。
それは、『みよしもちは美味い』、という事です。
『先生、みよしに来たのにまだ食べてないの?』
『もうすっごい柔らかいんだから!!』
『人気ですぐなくなっちゃうし』
『もちもちというか、とにかくすっごいの!!』
『早く食べてよ!! もう何やってんの(笑)』
などなど様々なご意見を頂戴しています。
これだけみんなから言ってもらったので、これは食べなければと思っていたのですが・・・・
なかなかその機会がなく、けど食べたいなぁってずっと言ってたら、みかねた当院のスタッフの方が
『先生、ほら買ってきたよ、みよしもち』
と差し出してくれました。
うぉ~この人マジ、神か!! その方の後ろに後光が指していたのは言うまでもありません(笑)
ついに手に入れたみよしもち。これが夢にまで見たみよしもち。
確かに見た目は柔らかそうだ。早速、1口食べてみると・・・。
何だこの食感は。柔らかいというか確かにすっごい。
ミスター味っ子の味皇(アニメ版)ばりに巨大化しながら『うまいぞぉ~』と叫んでいました(笑)
アニメを見ていた方は味皇の巨大さ、的確な食レポ、食への熱量が分かって頂けると思います(笑)
そんな味皇になりきっていた私は、気付けばあっという間に食べてしまいました。
これがみよしもち。
さすが当院の患者さんたち。
ありがとう当院スタッフ。
ビバ、みよし。
なるほど、これは皆さんが言うように納得の味でした。というわけで今回は納豆のお話です。
納得、なっとく、なっとうくう、納豆喰う・・・・・。
おあとがよろしいようで。
というわけで今回も温かい目で読んでください(笑)
さて、納豆は大豆を納豆菌によって発酵させた日本の食品です。
今や、日本全国どこへ行っても食品売り場を見渡せばたくさんの種類があり、多くの人に食べられています。
納豆の栄養成分を見てみると、バリン、ロイシン、イソロイシンといったBCAA(分岐鎖アミノ酸)と呼ばれる疲労回復に効果のあるもの。
必須アミノ酸と呼ばれる体内で合成できない、または、合成量が少ないため必ず摂取しなくてはいけないアミノ酸。
ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンK。
カルシウムや亜鉛、鉄、マグネシウムなどのミネラル。
といった様々な栄養が納豆には含まれています。
「納豆時には医者いらず」といったことわざがあるのもうなずけます。
ただそれどうよっ、って思うことがありまして。
納豆時とは納豆の時期という意味です。この時期は冬です。なので納豆は冬の季語にもなっています。
しかし、語呂がいいということで、7月10日が納豆の日に制定されています。
季節が逆じゃん、いいのか納豆(笑)
毎月22日がショートケーキの日のようになるほど感は欲しかったなぁ。
なぜ22日がショートケーキの日なのかは考えてみましょう(笑)
ちなみに6月22日はカニの日です。これもなるほど~でした。考えてみましょう(笑)
とどうでもいい話はおいといて、そんな医者いらずの栄養いっぱいの納豆。
「効果は?」といえば・・・。
小腸から大腸にかけて生息しているビフィズス菌などの有用菌の発育を促進してくれます。
前回言ったように腸内環境が活発になることで、それらが人体に必要な栄養を作り出しています。
更には、O-157や病原性大腸菌、サルモネラ菌などの感染菌の成長を阻害する抗菌作用があるとわかっています。
昔は赤痢やチフスなどに納豆が薬として使われていた時代もあるんですよ!!
いい奴を増やして悪い奴をこらしめる。
まさに・・・・・・・・・・・・・・・
「ネバネバ戦隊 ナットウジャー」みたいな(笑)
とどうでもいいことはおいといて。
他にも、ナットウキナーゼという酵素には血栓を溶かす作用。
納豆菌からできるビタミンK2には、骨タンパク質の働きや骨形成を促進する作用。
納豆から出るポリグルタミン酸には、カルシウムの吸収促進効果。
といったことが次々に確認されています。
近年では納豆に含まれるポリアミンに注目が集まっています。
これは人からウイルスまで、すべての動植物の細胞に存在する成分で、母乳にも含まれていて消化器の成熟化、乳児の成長促進、記憶への関与をしていると分かってきています。
このポリアミンがないと細胞分裂や増殖の抑制ができないことも確認されています。
そのことからメタボリックシンドローム、老化障害は慢性炎症による酸化物質が起こす血管の老化。
ガンは、体内の細胞ではエネルギー処理がしきれないために、高エネルギー処理ができる悪性新生物(ガン細胞)と呼ばれる細胞で処理をする。
と考えられており、納豆を摂取することで、
老化障害、血管の老化を阻止するために細胞が分裂する。
ガン細胞の増殖を抑制する。
炎症を誘発するサイトカインの産出を抑制する。
といった効果が期待できると言われています。
まさに・・・・・・・・・・・・・・・
「発酵戦隊 ナトレンジャー」みたいな(笑)
というわけでもっと笑いのセンスが欲しいと思う今日このごろですが(笑)、
納豆が大丈夫な方は、毎日でも食べるといいですよ~。
納豆が苦手な方は、豆腐とか豆乳とか大豆製品をとるようにするといいかと思います。
では美味しいものが美味しく食べられるような快適な腸ライフを~!!
柔道整復師・CSCS 西村 裕樹